どうも〜
たつのこです!
今回の記事では血統について書いていきたいと思います。
競馬を始めたばかりの初心者さんは血統と言われても、ポカンとしてしまいますよね笑笑
競馬はブラッドスポーツと呼ばれていて、長い歴史があります。
サラブレッドと呼ばれている種類は遡れば3頭から始まっています。
【サラブレッド三大始祖】
:引用https://love-spo.com/sports-lab/keiba_guide074.html
・ダーレーアラビアン
・ゴドルフィンアラビアン
・バイアリーターク
今現在いる、サラブレッドの9割はダーレーアラビアンの子孫と呼ばれています。
全世界で何百万頭と、いるサラブレッドも元を辿れば3頭しかいないってビックリしますよね!
今回は血統に関する事を大まかに書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
この記事では
・血統について解説
・血統表の見方 ・血統の系統 ・血統から予想できること ・おすすめの書籍 |
そもそも血統とは?
血統とはその名の通り、血筋です。
引用元:https://keiba-kouryaku.net/kiso/kettouyosou/
競馬ではセリというものがあり、仔馬を買いにくる関係者が最も重要視するのが血統になります。
この血統がいいほど、購入価格が高くなります。良血の仔馬だと数億円はしますね笑笑
仔馬に億という、額が動くほど血統は大事です。
血統を参考に様々な方向から予測、予想などもできるので、血統を知っておくと便利ですね。
血統を覚えるとある程度の傾向がわかる
血統を知っておくと、大まかな傾向が見えてきます。
競走馬には、スピード、パワー、持続力とこの3点が重要視されますが血統でこの要素を見抜く事ができます。
サンデー系はスピード豊かな産駒が多かったり、ノーザンダンサー系はパワー、持続力といった傾向があります。
親が得意だった距離、コースなどはそのまま子に継がれて行く事はよくありますね。
ディープインパクトの子供達は同じような距離で、活躍しているのはその為です。
競馬は情報がとても大事です。しかし新馬戦はほとんどの情報がありません。
こういう時に予想の役に立つのが血統ですね。
勉強して損はありませんよ!
血統はどこから勉強したらいいのか?
血統表をみて3代前くらいまでが理想的と良く言われています。
ですが、いきなり初心者さんが3代前の馬を見ても、名前もわからないような馬が載っています。
なので、始めは父馬、母馬から覚えて行きましょう。
その両親がどのようなレースで活躍してる産駒を輩出しているかのかを調べましょう。
ある程度覚えてきたら、2代前、3代前と覚えていくと尚良いかと思います。
インブリード
競馬ではこのような用語がありますが、あまり使われることはないと思います。
(一般人でこの言葉を喋ってる人はなかなかいないです笑笑)
簡単に説明しますと、インブリードとは近親交配の事を指します。
引用元:http://starhorse-archives.sega.jp/sh3/season4/junkiesclub/breed04.html
近親交配させることで血を濃く受け継ぐことができ、その子に親に近い能力を秘めていることがよくありますね。
しかし、欠点をあげるなら身体の弱い馬も生まれることも、しばしばあるようです。
日本競馬会もサンデー系が多くなりインブリード率が高くなってきている現状です。
アウトブリード
インブリードとは真逆のことですね。
アウトブリードは5代前までに同じ先祖がいないことを指します。
アウトブリードにする意味は丈夫で健康的な競走馬を作る為だと思われます。
血を濃くしていくインブリードの方が強いイメージがあるかと思うますが、アウトブリードにもたくさんの名馬がいます。
ディープインパクトもアウトブリードですね。なので、一概にどっちがいいとはいえませんね。
血統表の見方
引用元:https://keiba-beginner.com/
これはディープインパクトの血統表になります。
初めて見る初心者の方は、何がなんだかわかりませんよね。
そんなに難しくはありませんよ。
一番左側の二つが両親になり上側が父親、側が母親となっており右に行けば行くほど、古くなっていきます。
このように、血統表は左側が近親で右に行くにつれて世代が古くなっていくというわけですね。
全てを覚える必要などありませんよ。血統表を見るのは三代前くらいまでで、全然オッケーです。
血統表を見るポイント(4L)
血統表で見るべきポイントは4Lと呼ばれるラインです。
4Lとは 父・母父・母母父・父母父
この4Lが血統で大きな偏りが出るポイントになります。
血統予想家の亀谷さんがよく使われる言葉になりますが、ブラッドバイアス(血統の偏り)
と呼び、予想する上で非常に重要なポイントになりますので、是非覚えておいて損はありませんよ。
覚えておいたほうがいい系統
冒頭でも書きましたが、競馬には長い歴史があり、その国々によって栄えている系統も違います。
日本では圧倒的にサンデーサイレンス系が多いですね。
系統について少し書いていきますね!
サンデーサイレンス系
引用元:https://biz-journal.jp/gj/2018/01/post_5557.html
日本競馬はこのサンデー系が主流になります。あのディープインパクトもこのサンデー系に属しています。
この系統はスピード豊かで直線で一気にごぼう抜きするような、瞬発力が魅力です。
日本のサラブレッドが世界に通用するようになったのも、サンデーサイレンスが日本で種牡馬になったからですね。
:代表産駒
・ディープインパクト
・ハーツクライ
・ステイゴールド
・ダイワメジャー
・ゴールドアリュール
・マンハッタンカフェ
ミスタープロスペクター系
引用元:https://uma73.com/tag/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC
ミスタープロスペクター自体は大競争に出ておらず、現役時はあまり目立った活躍はしていません。
しかし、産駒にはフォーティナイナーや、キングマンボという日本でも馴染みのある大種牡馬を残しています。
日本、欧州、米国、各国で名馬を輩出しています。
:代表産駒
・フォーティナイナー
・キングマンボ
・ファピアノ
・ゴーンウェスト
・シーキングザゴールド
・スマートストライク
ノーザンダンサー系
引用元:https://moukaru-keiba.com/horseracing-pedigree-begginer/
ノーザンダンサーは現役時代、種牡馬時代を含めて最も活躍した歴史的名馬の一頭です。
アメリカでのクラシック二冠を含む18戦14勝という素晴らしい成績を残しています。
種牡馬としても優秀で全世界で活躍した産駒は数多くいます。
カナダスポーツの殿堂入り(普通は人間が選ばれるやつ)を果たしいるので、とんでもない影響力がありますよね笑
※代表産駒
・ニジンスキー
・ヴァイスリージェント
・リファール
・ノーザンテースト
・ダンジク
・ヌレイエフ
・サドラーズヴェルズ
キングマンボ系
引用元:https://sp-ex.hatenablog.com/entry/2019/08/10/172025
今現在の日本の主流血統です。
日本ではサンデーサイレンス系かこのキングマンボ系が大方を占めています。
キングマンボはフランスの競走馬で、13戦5勝と内G -1を2勝とそれなりの活躍をしています。
引退後はアメリカで種牡馬生活を始めることになります。
ミスタープロスペクターの後継種牡馬として期待され、初年度産駒から活躍馬を輩出しています。
※代表産駒
・エルコンドルパサー
・キングカメハメハ
・キングズベストなど
なぜ血統の系統が偏るのか?
日本のホースマン達の最高の栄光とは?
それは日本ダービーで勝利することに尽きます。
この日本ダービーは東京芝2400メートルなのですが、圧倒的にサンデーサイレンス系の勝率が高いのです。
日本でサンデーサイレンス系が多いのはその為ですね。
血統から予想してみよう
血統で予想する最大のメリットは、オッズに騙されず、ブレない予想ができる事ですね。
血統予想では競馬新聞や他人に聞かなくても、自ら穴馬を探せることにあると思います。
初心者さんに限らず、人気馬を軸にそこから流しなどで買う方がほとんどではないでしょうか。
血統を覚えると人気に惑わされずに、条件を満たしている馬であれば、狙う事ができるようになります。
例えば、東京2000mではディープインパクト産駒が好成績を残しています。その為過剰人気になりやすい傾向が見られます。
しかし、人気のないディープインパクト産駒を狙うのも1つの手だと思いますね。
血統から狙う穴馬
穴馬が出やすい条件として、考えられる1番のポイントとして馬場状態になります。
では、どのような馬場の時に荒れるのか?簡単ですね。不良馬場の時にレースは良く荒れます。
この不良馬場では重要なのが、パワーやスタミナになります。
その2つを兼ね備えている血統といえば、ノーザンダンサー系の血を持つ競走馬ですね。
全てのレースに対してではありませんので、条件次第ではあります。
しかし、血統を覚えているだけで穴馬をに見つけることができますので初心者さんにはこの血統は是非覚えておいてもらいたいです。
おすすめの書籍
血統と言えばやはり、この人を置いて他にはいないでしょう。
血統予想家の亀谷敬正氏です。
血統予想をしている人なら誰もが知っている予想家さんです。
血統を駆使し様々な方向からデータを取り、年間収支を毎年プラスにしている素晴らしい予想家さんです。
彼の凄い所は、血統からコース適性、馬場適性、展開などを読み以外な穴馬を本命にしていることです。
このブレずにやる姿勢は見習うべきだと私も感じました。
血統を勉強するのであれば、亀谷氏の書籍を読むべきですね。
YouTubeやSNSでも発信していますので、是非ご覧になっては如何でしょうか?
最後に
如何だったでしょうか?
血統というのは、その馬の隠れた能力を探すには最も適したツールになります。
奥が深いです。だからこそ勉強のやりがいもありますし、ブレず馬券を買うことができます。
たつのこ自身も血統に関しては、まだまだ知らないことが多いです。
競馬新聞で印の付いていない穴馬を何度も当てている僕はこれからも血統を勉強し続けていきます。
馬券生活を夢見て(笑)
ご覧いただきありがとうございました!