こんにちは〜
たつのこです。
今日はパドックについて書いていきたいと思います。
パドックはレース直前の競走馬が観ることができ、馬券購入する最後決めてになる場所ですね。
とはいえ、初心者がパドックで見るべき点はどこなのか?
という話しになりますよね?
今回の記事では
・パドックで注目すべき点
・初心者でも実践できるパドック見方
これらを書いていきたいと思います。
パドックでの見方の参考になれば幸いです。
初心者はパドックでココを見ろ!
パドックは次レースに出走する競走馬の周回を見る場所になります。
引用元:maxresdefault.jpg (1280×720) (ytimg.com)
このパドックでは馬体重の増減、気配、歩様、馬具、毛艶等の見るべきポイントが多くあります。
パドックで得られる情報は競馬新聞や他の情報にはないものがほとんどです。
当日の状況次第で馬券の購入が大きく変わります。
馬体診断できるようになると、今までとは違った見方もできるようになるのでポイントを説明していきたいと思います。
馬体重の増減
馬体重の増減。ここは気になる所ですよね。
よく言われるのが20キロ以上の増減がある馬は買わない方がいいと言われていますが、そこは一概に言えないと思います。
というのも、大幅に増減しても実際の所お腹のたるみが無かったり、むしろ状況がいい場合もあります。
20キロ以上の増減だけで判断してしまうより、パドックをみて胴回りなどを見て判断できるようになるといいですね。
出走する競走馬全ての気配を見る
パドックでたつのこはここを重視しています。
周回時にイレ込んで発汗がすごい馬などは流石にマイナス要素です。
イレコミ=興奮状態です。競走馬は興奮すると体力を使い汗をかきます。
夏はわかりやすいですが、パドック中に白い液体が競走馬に付着しているのが汗です!!
この発汗が出ている馬はイレ込んでいる状態ですね。(ゼッケンの下の白いのが汗です。)
引用元:https://ameblo.jp/vgr94fy33f/entry-11837876967.html
中にはイレ込んでる方がいい競走馬もいるみたいですが、ほとんどはマイナスととって問題ないですよ。
イレ込んでいるとレース中に折り合いをかき、ジョッキーの指示に従わないで暴走に近い走りをすることもよくあります。
イレ込んでいる馬の特徴
① 発汗
② 首を激しく上下に振っている
③ 尻っ跳ねや落ち着きなくチャカチャカ動く
④ 厩務員のいう事を聞かないで手こずらしている
以上はイレ込んでいる馬と判断して問題ありませんね。
周回時の歩様の様子をチェック
歩様とありますが、初心者さんが見ても同じに見えると思います。
簡単に説明すると、リズム良く歩けているか。この点は非常に重要なポイントです。
イレ込んでるいると、この歩様はチャカチャカするようになります。
パドックの外側を大きく回りリズム良く歩けている馬などは調子のいい馬が多いですね。
また、しっかりと地面を踏み込む馬も調子がいいですね。(前肢にくっつくくらい後肢が出ている)
歩様は見続けるうちにわかる様になりますよ!
しつこいくらいにパドックを見返しましょう。
馬具の有無
馬具とはその馬にとって足りない物を補う為に着ける道具です。
馬はとても臆病な動物です。
周りの馬を怖がったり、集中して走れない精神的に若い馬に付けられる傾向が見受けられます。
前走は着用してない馬具を着けてパドックを周回してる馬には注目ですね。
「馬具の種類と効果」
・シャドーロール
引用元:https://ameblo.jp/soramitakoroka-747/entry-11472899258.html
鼻先にボア状の物を装着して下部分を見せず前に集中させる為の物。
また、頭の位置を低くする効果もあり、操縦性もよくなる傾向があるようです。
・メンコ
引用元:http://www.nabioo.com/entry/2017-0519-menko
メンコとは馬に被せるマスクです。
耳から顔まで覆うことにより、防音やレース中に前の馬から被せられる砂から守る効果あります。
・ブリンカー
引用元:https://note.com/justin_keiver/n/n39251591c970
ブリンカーはメンコによく似ています。違いは目穴の周り視界を狭めるカップのような物が付いているのがブリンカーと呼びます。
馬は草食動物ですので、目は顔の外側に向いていますよね?
これは他の動物にいち早く気付く為なのですが、ブリンカーはそれをさせないように、わざとカップをつけています。
視界を前だけに向ける事により、他の馬に気を取られずレースに集中させる効果があります。
・ホライゾネット(パシュファイヤー)
引用元:https://note.com/jrdbn/n/n209aa31778b5
こちらはブリンカーと似た作りになっており、目穴をネット覆っています。
砂を被るのを極端に嫌う馬に装着します。
視野制限をあるので、レースに集中させる効果もあります。
・チークピーシーズ
引用元:https://keiba-news.tv/articles/%E7%9F%AF%E6%AD%A3%E9%A6%AC%E5%85%B7
チークピーシーズはボア状の物を目の後方部に着用します。
効果はブリンカーと同じです。
ブリンカーと効果が同じならブリンカーでいいような気もしますが、流行りなど着用しないと効果もわからないなど、曖昧な部分もあるようです。
初心者でもすぐに活用できるパドック術
パドックって本当に始めはどこを見ていいのかわかりません。
全部同じに見えますからね。何年もやっていると違いはある程度わかるようになると思います。
とはいえ、「何年もかけてそんなの覚えてられないよ」と思う初心者さんに、最も簡単に活用できるパドック術を教えますね。
パドックで簡単にわかる、調子の良い馬
これはだれが見てもわかりやすいです。
パドック周回時に大外を周回し、厩務員をグイグイ引っ張って歩くような馬は調子がいいと思っていいでしょう。
前の馬を追いこさないように、大外を回らせいます。
それだけ馬自身がヤル気があり、歩幅も大きくなっている証拠ですね。
簡単にマイナス要素がわかる馬
前述で書きましたが、発汗が大量に出ている馬は大幅にマイナス点ですね。
発汗が出ているから好走しないと言う訳ではありませんが、馬は興奮状態から落ち着くまでに時間がかかります。
興奮してる間は常にスタミナを消費しているわけですね。
興奮状態→発汗→体力の消耗とこのようになります。
出遅れや、折り合いに欠く馬も多く、このような大量の発汗が出ている馬を軸馬にしている時は要注意ですね。
口から出血やよだれはでていないか
パドック周回時に口から出血やよだれが出ている馬は注意が必要になります。
競走馬にはハミと言われる馬具を口元に装着します、これは競走馬に騎手が細かい操縦する為のものです。
このハミを噛んでいて出血したり、よだれを垂らしている馬は興奮状態にあることが多く注意が必要になります。
パドックでの口元のチェックは簡単なので、見落とさないようにしてくださいね。
耳にも注目
馬は繊細な動物です。
ほんの少しの物音でイレ込む馬もよくいますね。
パドックで周回してる際に集中できていない馬は耳が色んな方向に動いています。
逆に耳が真っ直ぐにピンと立ってる馬は集中して周回できている証拠です。
パドック時は馬の耳にも注目してくださいね!
最後に
パドックは予想する上で非常に重要な事は間違いありません。
馬の調子の良し悪しはパドックで判断することができます。
しかし、馬の状態が絶好調だとしても根本的な能力の違いというのは目で見える部分ではありません。
これらパドックでのポイントも走る、走らないと言えばどちらかはわかりません。
例えば、パドックでイレ込みが激しくてもレースで勝つなんてこともよくあることです。
あくまでパドックは参考程度です。
他の根拠と組み合わせてプラス要素が多いなら買い目に入れていいですし、逆の場合は買わないというのも1つの手です。
それらを踏まえてパドックで最終的に決める。
競馬は本当に奥が深いです。
たつのこもまだまだ勉強している次第であります!
様々な方向から情報をとりいれ、競馬と向き合っていけたらと思います。
ご覧いただきありがとうございました。